熊谷南ロータリークラブ
熊谷南ロータリークラブ
千年桜の植樹
ムサシトミヨの保護活動
青少年国際交流支援活動
海外2クラブと姉妹クラブ締結
熊谷南ロータリークラブ
熊谷南ロータリークラブ
熊谷南ロータリークラブ

「ムサシトミヨ」はトゲウオ科の魚で、現在は
熊谷にしか生息していない貴重な魚です。

熊谷南ロータリークラブでは保護活動の一環
として、平成18年10月25日に、熊谷市内の佐
谷田小学校にて「ムサシトミヨの越夏調査」を
行いました。

埼玉県指定天然記念物。
トゲウオ科の魚で、体長は3〜6センチメートル。
背ビレには、外敵から身を守るときに出す8〜11本のトゲがあります。

水温が低く、水がきれいでないと生きられないために、
トゲウオの仲間では最も南に生息しています。

かつては県内各地で見られ、元荒川ではザルですくうと、
一度に何匹も獲れたほどだったといいます。
しかし、現在では日本で唯一、熊谷市の元荒川上流にしか生息していません。
環境汚染などの様々な要因により、熊谷にしか生息が確認されず、絶滅の危機に瀕しました。
そこで市民グループ「熊谷市ムサシトミヨをまもる会」が結成され、川の清掃などの保護活動を行ってきました。

埼玉の「県の魚」にも指定されているムサシトミヨは、平成17年度の調査結果から、現在は約15,000匹が棲んでいると推定されています。
■ムサシトミヨの一生
生まれたばかりのムサシトミヨの稚魚は、水草の中に身を潜めプランクトンなどを食べて育ちます。
半年ほどで体長が3cm程になり、ミズムシ・ユスリカの幼虫・イトミミズなど、
水中にいる微生物を活発に動き回って捕食するようになります。

産卵は1月から9月といわれていますが、最も多いのは5月下旬から6月の初旬。
水草の茎に水草やアオミドロ等をかためて直径3cmほどでピンポン玉のような巣をオスが作ります。
オスは巣が出来上がると、メスを誘い産卵させ卵がふ化するまで、巣を守ります。卵の大きさは1mmほど。
また、この時新鮮な水を巣の中に送り込むのも大きな仕事です。
オスは稚魚が巣立つと、多くの場合力尽きて死んでしまうようです。
■ムサシトミヨの仲間
ムサシトミヨは、トゲウオ科イトヨ属に分類されます。
トゲウオ科の魚は、北半球の亜寒帯を中心に分布し、世界に十数種類しかいない魚です。 祖先は海で暮らしていたと考えられていますが、現在では多くの種が淡水域に生息しています。
北海道・東北・日本海地方では、川で産卵して海に降りて成長するイトヨや、 一生を淡水で過ごすイバラトミヨなどが見られますが、それより南の地域ではトゲウオ科の魚は少ないようです。

ムサシトミヨは、東京都と埼玉県を中心に生息していたようで、 第二次世界大戦前には井の頭池・善福寺池・神田川・石神井川・熊谷・本庄・川越など、 荒川、多摩川系湧水に生息していたことがわかっています。
当サイトは、熊谷南ロータリークラブが提供しており、無断転載・引用等はお断りします。
コンテンツの内容および当該内容の使用に起因するトラブルには責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。
Copyright (C) 2007 Rotary Club of Kumagaya South. All Right Reserved.