留学の体験をされた皆さんが、留学先での体験や思い出をつづった報告書です。 並木さん 狩野さん 佐川さん 関口さん ディオンヌさん アシュリーさん ゾ・ミン・リンさん 棚澤さん ローズさん 氏名 　　　　　　： 棚澤さん 滞在先　　　　　　　： オーストラリア 期間　　　　　　　　： 2005〜2006年度 ２００５年〜０６年度　日豪青年相互訪問派遣団員　棚澤さんの帰国報告 ２００６年４月１２日　第４０８回例会にて 　こんばんは。ご紹介いただきました、当クラブ会員の棚澤正行の息子、浩一です。この度は、日豪青年相互派遣団に推薦して頂き、遅ればせながらご挨拶させていただきます。ふざけた頭で申し訳ございません。 　こちらの例会に出席いたしました、「サラ」という女性の家に行くものだと思ったのですが、｢ロータリアンの方が受け入れをする｣という原則があるらしく、１月の派遣団の一員、エメラルドという18歳のかわいい女の子の家にホームスティさせていただきました。エメラルドのお父さんが、船を買いたいというので、一緒に見に行ったのですが、大体船の相場は、中古で一番安いもので500万円位のようです。見たのは3000万円位だったので「高いなあ」といったら、「はっはっは！こんなの安いよ。家にあるのは1億円だよ。」血の気が引きました。冗談かもしれませんが、どっちにしろ高いものを持っている家庭でした。お父さんの職業は不動産屋さんです。 　家の広さは説明するのが億劫になるくらい広かったです。犬用のプールがあり、シアタールームがあり、ワインセラーがあり、エメラルドの友達2人が住みついているし、この世の天国なのではないかしら？と思いました。 　色々はじめての経験がありましたが、特に印象に残っていることの一つが、エメラルドに連れて行ってもらったクラブでの体験でした。エメラルドはそこでアルバイトをしています。そこで、テーブルに座ってジントニックを飲んでいたら、２人の白人の女の子が「ハーイ、アーユーフロムジャパン？」と話しかけてきたんです。そうだと答えると、つたない日本語で話しかけてきてくれ、１時間近く一緒に行動をしていました。日本だったら「おっ！これはなんかいいぞ」となるのですが、ロータリーなので丁重にお断りしました。決して日本語しかしゃべれないからというのではありません。出発の挨拶のときに「慎んで楽しんできます。」といってしまった自分を恨みました。 　次の日もパーティに連れて行ってもらい、パーティの模様を写真にとっていたら、海兵さんみたいな屈強な男性が「おい！お前！ちょっと来い」と私をよびました。何かと思い彼の近くに行くと、「何写真撮ってんだ！見せろ！」とちょっと怒っていました。なので、彼のところを少しアップにして「私は日本の写真家だ。この写真は日本の雑誌に載るんだ。」と身振り手振りで言うと、彼は急に笑顔になり、「これはとてもいい写真だ。頑張れ、お前！」と握手をして行ってしまいました。不動産屋の息子でよかったとこのときだけは思いました。 　クラブやらパーティやらでは、私の頭は大変人気で、知らない外国の人が話しかけてきてくれましたが、フェアウェルパーティのときに、多数決で髪の毛を切るという事態に陥ってしまいました。しかし、ホストマザーが「お前の頭は最高にクールだ。だから切る必要はない。日本の大人はセンスがない。私がお前を守ってやる」といってくれ、多数決では、４対２０くらいでこの頭を守ることができました。 　フェアウェルパーティでは剣道のデモンストレーションをやってきました。 　本当はウェルカムパーティでするはずでしたが、空港で取り上げられしまい、ホストマザーが取り返してくれ間に合いました。そのとき使った竹刀は、こちらにいらっしゃる吉田さんに頂き、吉田さんからのプレゼントですと渡し大変喜ばれました。この場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。 　この相互派遣で私が思ったのは、英語、やっぱり必要だなって言うことでした。このような貴重な体験を方にして更なる発展を目指したいと思います。 　チャンスを与えてくださった皆様に感謝申し上げます。ご静聴ありがとうございました。 ページの一番上に戻る 当サイトは、熊谷南ロータリークラブが提供しており、無断転載・引用等はお断りします。 コンテンツの内容および当該内容の使用に起因するトラブルには責任を負いかねますので、ご了承くださいませ。 Copyright (C) 2007 Rotary Club of Kumagaya South. All Right Reserved. powered by ジーイーエム株式会社 IT技術者募集